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3大キャリアから格安スマホに乗り換える

私達のこれまでの認識では「スマートフォン=毎月の通信費が高い」というものでした。
通常ドコモやau、ソフトバンクで契約すると電話だけのプランなら1,000円~2,000円ほどで済みますがスマートフォンで高速モバイル通信(LTE)を利用するとなると毎月約8,000円程度掛かります。
しかし格安スマホに乗り換えると毎月のスマホ代が半額以下になったりします。

本ページではMNO(大手3キャリア)から格安スマホに乗り換える手順を可能な限り分かりやすく解説します。といっても特に何も難しいことはないです。

事前に準備するもの

格安スマホに乗り換えるために事前に必要なモノは下記の3点です。

1. SIMフリースマホ、またはドコモスマホ
2. MN予約番号
3. クレジットカード、身分証明書

1番のスマホ本体は最近は大手キャリアのようにSIMとセットで販売されているモノも多いためよくわからない人は事前に準備する必要はありません、格安スマホ、格安SIMを申し込む際にセットで購入しましょう。

SIMフリー端末とは

ドコモ、au、ソフトバンクで購入したスマートフォンはそのキャリアでしか使用できないようになっているため(SIMロックと言います)他のSIMでは使用できなくなっています。
そのため、どのSIMでも利用できるSIMフリー端末を用意する必要があります。

多くのMVNO(格安スマホ)はドコモ回線を使用しているためドコモのスマホは使える場合が多いです。が、念のため動作確認がされているモノを用意しましょう。
ドコモ回線以外のMVNOだともちろんドコモスマホじゃ動きません。
一方SIMフリー端末はほとんどのSIMで動きます(まだまだ少ないですがau系のSIMでは動きません)。
SIMフリー端末はアマゾンや価格コム等で検索したらたくさんヒットします。

ASUSのZenfone5、ファーウェイのAscend G620Sをオススメします。 どちらも2万~3万と安価でコスパに優れています。

SIMフリー端末はこれ以外にも様々な種類があり新しい機種もどんどん発売されています。最近はwindows Phoneと呼ばれるwindows8が入ったスマホも登場しています。

スマホとセット売りのモノもある

最近はスマホとSIMがセットになったプランが増えてきました。
その際は事前にスマホを用意する必要はなく、セットで購入し本体代金を分割(2年払い)で払うのが基本的なプランとなっています。
格安スマホ提供業者がセットで販売している多くの端末は一括で購入しても3万円前後のモノが多いので、分割で購入しても月額数百円程度しか変わりません。

MNP予約番号

電話番号を他社へ移行するためMNP(モバイルナンバーポータビリティ)を行う必要があります。
MNP予約番号とは番号を他社に移行するための整理券のようなものです。
MNP、番号を引き継いで他社に乗り換える場合はまず、移転する前のキャリアからMNP予約番号を取得し、移転先にそれを伝える必要があります。
MNP予約番号はそれぞれキャリアのホームページや電話問い合わせによって取得出来ます。電話の場合はサポートセンターの方が番号を教えてくれます。
取得した番号は新しく契約するMVNO(格安SIM提供業者)の契約時に必要です。

クレジットカード、身分証明書

IIJmioやU-mobile等、MVNO(格安スマホ提供業者)の中にはクレジットカードでしか支払いが出来ないものも多くあります。 NTTコミュニケーションズが提供するOCNモバイルONEも支払いは原則クレジットカードです。20日間のプリペイドで支払う方法もあるにはあるんですが結構めんどくさいですよね。
so-netのLTEも固定回線を利用していれば同時に口座引き落としが可能ですが原則クレジット決済が基本です。
ビッグローブは固定回線、LTEともに口座引き落としが選択出来ます。それぞれ契約したいMVNOの支払い方法を確認しておきましょう。
身分証明書はおそらく必ず必要です。
ほとんどがインターネットで申し込みになると思いますので身分証明書の提出もウェブ上で行います。運転免許証等の写真を撮り、それぞれ申し込みファームの手順に沿って提出してください。
やり方は簡単、スマホやデジカメで撮った免許証の写真をパソコンに移してアップロードするだけ。最近はクレジットカードの申し込みなんかでも使われているやり方ですね。

移行の流れ

必要なモノが揃ったらMNO(大手3キャリア)→格安スマホに移行していきます。
と言っても基本的にやることは格安スマホの申し込みを行うだけです。

IIJmioに限らずどの格安スマホも基本的にまずプロバイダのアカウント登録を行い、後は契約したいプランの選択、契約者情報、支払い方法、本人確認(身分証明書の提出)を行います。そしてその際、事前に習得したMNP予約番号の入力が必要です。

申し込み完了後に停止期間がある場合がある

ウェブサイトからの申し込みが完了したら後は自動で番号移行を行ってくれます。
この際、転出手続きの最中に1-2日間ほど回線が使えなくなってしまうので注意が必要です。
IIJmioの場合、事前に「回線移行手続きを行うので明日から古い回線が使えなくなる」というような旨のメールが届きます。それ以降新しいSIMが届くまでその回線は一切使えません。
店頭から申し込みが出来る場合や、アマゾンや楽天等で事前にパッケージを購入している場合はこの停止期間を最小限に留めることが出来ます。
可能な限りパッケージは用意しておいた方がいいかも。パッケージが市販で販売されている格安スマホは申し込み時に「パッケージの有無」を選択出来ます。

SIMが届いたら行うこと

無事移行が完了して番号が記録されたSIMが届いたらさっそくSIMフリー端末に装着してみましょう。
ほとんどのスマホは背面のカバーを外せばすぐに装着すべきところが分かると思います。スマホ自体にも説明書は付いているのでそれを見ながら、分からない場合は自分で調べるかサポートに問い合わせしながらやってみてください。

装着が完了したら実際に電話をかけるなりインターネットに繋いでみるなりしてください。 電話は掛けられるけどLTE(4G)に繋がらないという場合はモバイルデータ通信がONになっていないかも知れません。設定画面で確認してください。 問題なく作動すれば移行は完了です。 簡単でしょ? 旧のスマホ、SIMは特に何もする必要はありません。解約手続きも必要ありません。 MNPが完了した時点で自動的に解約されています。

ドコモ端末を使う場合設定が必要です

SIMフリー端末の場合は特に設定する必要がないことが多いんですが、一部のSIMフリー端末とドコモ端末ではスマホのAPNの設定を変更する必要があります。
APNとはアクセスポイント名のことで、端末にどのSIMを使うか設定しないと使えない場合があります。
設定方法は機種によっても変わってきますので分からない場合はサポートに問い合わせするか自分で調べてみてください。

まとめと注意点

以上で格安スマホ基本講座は終了となります。
格安スマホに乗り換えるとすごく安くなることは知っているんだけど「なんかよく分からないなあ」と思って踏ん切りがつかないという人は多いんじゃないかと思います。

が、実は難しいことは何もありません。よくわからないという理由でキャリアを契約し続けるのは非常にもったいないので是非勉強して格安スマホに乗り換えましょう。
ただし注意が必要な点やデメリットもあります。