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無線LANとWi-Fi

インターネット回線サービスには、オプションとして「無線LANプラン」や「Wi-Fi接続プラン」などがあります。 この2つは各社で用語がまちまちな上に相互にかぶっており、違いが非常に分かりづらいです。
ここでは、この2つのプランの違いを整理してみます。

それぞれの違い

「無線LANプラン」や「Wi-Fi接続プラン」は、どちらも、パソコンやゲーム機などの無線LAN対応機器を、電線を使わずにインターネットに繋ぐことができるプランです。

まとめると、
家庭内で無線LAN機器を使いたい場合は「無線LANプラン」、外出先で使いたい場合は「Wi-Fi接続プラン」といえると思います。
ただ、家庭内に無線LAN環境が構築できる無線LANルータは4000円くらいから購入できるので、ある程度のPCスキルがあるなら、「無線LANプラン」に加入せず、自前で無線LANルータを用意するほうがお得かもしれません。

無線LANプラン

  • 無線LANルータがレンタルされ、家庭内の無線LAN対応機器(パソコンやゲーム機など)をインターネットに接続できる
  • Wi-Fi接続プラン

  • マクドナルドや一部の駅、公共施設、カフェなどにある公衆無線スポットを利用し、外出先で、無線LAN対応機器をインターネットに接続できる
  • 「無線LANプラン」と「Wi-Fi接続プラン」がまとめて使えるサービス

    文言が似ていてわかりづらい「無線LANプラン」と「Wi-Fi接続プラン」ですが、その混乱に拍車をかけるように、この両方をセットにしたサービスも存在します。

    光ポータブル(NTT東日本、NTT西日本)

  • 自宅では「無線LANプラン」と同様に使える
  • 外出先のWiFi使用可能場所(NTTのWiFi接続サービス「フレッツ・スポット」)では「Wi-Fi接続プラン」と同様に使える
  • WiFiが使えないその他の場所では3G電話回線を利用して接続
  • と、様々な場所で、最適な方法を自動的に選んでインターネットに接続するサービスです。

    無線LANパック(ソフトバンクBB)

    屋内用のルーターに無線LAN機能をつけるオプションサービスで、いわゆる「無線LANプラン」です。付帯特典としてソフトバンクテレコムのWiFi接続サービス「BBモバイルポイント」の使用権もついてきます。

    最近では、WiMAX接続機能を搭載した携帯電話なども登場しており、複数のサービスを複合してその都度最適な手段を選択する、といったサービスが主流になっていくかも知れません。