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回線の詳細

普段、何気なく使っているインターネット回線。
文字や画像だけでなく、動画も当たり前のようにきれいな映像で見られるようになりました。

最近では、パソコンとカメラ、マイクがあれば、個人でも動画をライブで配信することも簡単にできるようになり、パソコンの使い方はさらに拡大しています。
例えば、自宅にライブカメラを取り付けて、外出先からスマートフォンでペットの様子を見たりすることができますし、かんたんな防犯カメラを作ることもできます。
こうしたインターネットの使い方は、ネットワークの仕組みを知れば無限に広がります。

そこで今回と次回の2回に分けて、光回線も含めたインターネットの基礎知識を解説します。
インターネットは世界中の個々のネットワークがつながっている、巨大ネットワークです。
この個々のネットワークをつないでいるのがプロバイダで、プロバイダ同士がつながって、全世界の情報の送受信を行なっています。
個人のパソコンユーザーがインターネットに接続するには、主に2つの方法があります。

モバイル回線を使う方法

1つは、携帯電話やPHSなどのモバイル回線を使う方法です。
パソコンのUSB端子やカードスロットなどに小型の周辺機器「データ通信カード」を接続すれば、電波の届く範囲でワイヤレスでインターネットに接続することができます。
パソコンを常に持ち歩くビジネスマンに多く使われており、プロバイダと契約することなくインターネットが使えるポイントが、最大の魅力となっています。

最近では、「WiMAX」という高速ワイヤレス通信機器が人気を集めており、これまでのデータ通信カードより速度が速く、通信も安定しているのが魅力です。
パソコンに直接接続するだけでなく、WiMAX機器本体を持ち歩けるので、外出時のPC利用にも便利ですし、スマートフォンやゲーム機などもインターネットにつなげられるので、将来的に、モバイル通信の標準となると期待されています。
もちろん、プロバイダとの契約も必要ありません。

ADSLや光、ケーブルテレビといった回線を使った接続

2つ目の方法は、以前から普及しているADSLや光、ケーブルテレビといった回線を使った接続です。
自宅のパソコンからプロバイダまでを、これらの回線でつないでいるので、回線業者との契約とプロバイダとの契約の両方が必要になります。
プロバイダはインターネットの仲介役で、光回線などはデータを送受信するためのケーブルであり、それぞれ別の会社が運営していると覚えてください。

回線の速度に使われる「Mbps」とは、1秒間に扱えるデータの容量のことで、この値が大きければ大きいほど、高速通信ができますし、動画などの大容量データもストレスなく楽しめます。
一般的には、メールやホームページを見る程度でしたら1Mbps程度の通信速度があれば十分ですが、動画の再生が途中で止まることなく、快適に視聴するには10Mbps以上の通信回線が必要となります。
現在、光回線の最大速度は、データ送信時で100Mbps、受信時で200Mbpsとなっているので、パソコンの性能や自宅のネットワーク環境などが整っていれば、話題のハイビジョン動画も存分に楽しめます。